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大谷 陽一郎

Yoichiro Otani

[hi][kou][shi] #7 水面は水であり、またはそれ以外でもある。映り込んだイメージは曖昧に揺らぐ。それはそれであり、同時にそれではない。水面はあらゆるイメージを内包し、変容させる可能性を秘めている。この作品では、彼[hi]光[kou]此[shi]の音で繋がる漢字を点描的に配置することで水面をもとにした抽象的なイメージを描いた。作品のなかで漢字は縁によって出会い、互いの意味を交え、新たなインスピレーションを生んでいく。無数の意味の結びつきが水面のイメージそれ自体を曖昧にする。 [hi][kou][shi] #7
[hi][kou][shi] #8 水面は水であり、またはそれ以外でもある。映り込んだイメージは曖昧に揺らぐ。それはそれであり、同時にそれではない。水面はあらゆるイメージを内包し、変容させる可能性を秘めている。この作品では、彼[hi]光[kou]此[shi]の音で繋がる漢字を点描的に配置することで水面をもとにした抽象的なイメージを描いた。作品のなかで漢字は縁によって出会い、互いの意味を交え、新たなインスピレーションを生んでいく。無数の意味の結びつきが水面のイメージそれ自体を曖昧にする。 [hi][kou][shi] #8
笑 #20 「笑」という字はディスプレイを介したコミュニケーションにおいて習慣的に使用されており、そのあらゆる感情を内包した「笑」はネット空間を飛び交うインスタントなアイコンとして根付いている。一方でこの字の発生は神を喜ばすために巫女が両手を挙げ舞い踊る神事的な行為が成り立ちだと言われており、祈りのイメージがもとにある。そのずれのような距離感に魅かれた。「笑」を繰り返し描くことで重層化させ、そのずれの狭間で浮遊するような感覚を表現した。 笑 #20

大谷 陽一郎Yoichiro Otani

タイポグラフィは文字情報を整理し、可読性や視認性に配慮しながらその内容を伝達する手段である。私はこの技能を用いるが、組版や線行から文字を解放した手法をとることで、星座のように画面上に自由に文字を配置し、絵画作品を制作している。作品のなかで文字同士の新たな関係性を取り結ぶことで、文字がもつ表現の幅を拡張することを試みる。

1990年大阪生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。東京藝術大学大学院修了。

  • 〈主な展覧会〉
  • 2021江原梨沙子・大谷陽一郎 2人展「孤帆の遠影」(MONTBLANC銀座本店, 東京)
  • 2021ミライノシブヤウィーク(渋谷西武、東京)
  • 2021アート解放区 EATS 日本橋(コレド室町テラス誠品生活, 東京)
  • 2021いんすぴ これやん展(PARK HOTEL Corridor Gallery 34, 東京)
  • 2020Project le Bosquet
  • 2020いんすぴ これやん展(PARK HOTEL Corridor Gallery 34, 東京)
  • 2020DenchuLab.2019(旧平櫛田中邸アトリエ, 東京)
  • 2020いんすぴ展(パークホテル東京, 東京)
  • 20200101 Art Fair(世貿一館, 台北)
  • 2020アート解放区GINZA(銀座髙木ビル, 東京)
  • 2019アート解放区DAIKANYAMA(Tenoha代官山, 東京)
  • 2019IAGセレクト展(三番町ギャラリー, 埼玉)
  • 2018BAY ART(深圳湾万象城, 深セン)
  • 2018Art Expo MALAYSIA(クアランプール)
  • 2018crossword(代官山T-SITE, 東京)
  • 2018池袋回遊派美術展(東京芸術劇場ギャラリー, 東京)
  • 2017みなとメディアミュージアム(百華蔵, 茨城)
  • 2017IAG AWARD EXHIBITION(東京芸術劇場ギャラリー, 東京)
〈パブリックアート〉
深圳湾万象城, 深圳

  • 〈賞、助成〉
  • 2020NONIO ART WAVE AWARD グラフィック・イラストレーション部門 グランプリ
  • 2019DenchuLab.2019 採択
  • 2018東京藝術大学修了制作 サロン・ド・プランタン賞
  • 2017IAG AWARDS IAG奨励賞
  • 〈出版〉
  • 2021『かんじるえ』(福音館書店刊)
  • 2017『雨 大谷陽一郎作品集』(リトルモア刊)


URL:https://www.instagram.com/yoichiro_otani/

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